セブンイレブンの明太ポテトサラダなど惣菜サラダにはどれくらい添加物が使われているのか
セブンイレブンのお惣菜は、毎日のお弁当や食卓のおかずにとても便利です。
その中でも盛り付けるだけで簡単で美味しいサラダはとても重宝してますが、添加物が気になりました。
いったいどんな添加物が使われているのか。
セブンイレブン カロリーオフの明太ポテトサラダの添加物
明太子風味のポテトサラダです。
以前販売していたものよりカロリー30%オフにリニューアルされました。
元々人気のポテトサラダに明太子のピりっとした風味が効かせていて、お弁当やおつまみにもとても美味しい商品です。
原材料を見てみると、ばれいしょ(じゃがいも)や焼き辛子明太子など、ちゃんと本物を使用していますね。
それ以外では、半固体状ドレッシング、乳たんぱく、食塩、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、酵素などが使われています。
半固体状ドレッシングとはマヨネーズなどの一定の粘度(とろみ)をもったものをいい、使用できる原材料や食用植物油脂の割合が違います。
いわゆるカロリーカットするために特定の風味付けをしたマヨネーズ風調味料と呼ばれるもので純粋なマヨネーズではありません。
つまり、これ自体は添加物ではありませんが、マヨネーズのような味わいに似せるためにいろいろ添加物が使われているのです。
しかしキャリーオーバーといわれる、原材料の製造に使われていても加工品には使用せず、さらに少量な添加物の場合は表示しなくて良いことになっているため省略されています。
表記されている添加物は、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)だけとなります。
調味料(アミノ酸等)は、別名うまみ調味料と呼ばれ、うまみを人工的に精製したグルタミン酸ナトリウムを主成分とした添加物です。
グルタミン酸といえば、昆布の出汁のようなイメージですが、調味料(アミノ酸等)は何種類もの物質を人工的に混ぜ合わせて作られているため、安全とは言えません。
増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)もよく加工食品に使われている添加物です。
加工デンプンは小麦やじゃがいもなどの天然デンプンに様々な化学薬品をまぜて作られた合成化学物質です。
しかも法令で不純物の基準が決められておらず、安全性の試験もされていません。
増粘多糖類は2種類以上の天然の増粘剤を併用した場合の表示で、どちらとも明太ポテトサラダのとろりとした食感を出すために使われているようです。
セブンイレブンの惣菜 ごぼうサラダの添加物
根強い人気のごぼうサラダです。
細切りのごぼうとにんじんをごまマヨネーズ風味で和えたヘルシーサラダです。
しっかりした味わいでおかずやおつまみにも最適な商品ですが、いったいどんな添加物が入っているのでしょうか。
原材料はごぼう、にんじんの他、かつおだしやこんぶだしを効かせる等、こだわりが感じられます。
しかし味付けには、やはり半固体状ドレッシングを使用しています。
発酵調味料、乳たんぱくも添加物ではありませんがコクを増すためによく使用されています。
発酵調味料はもち米、米麹、アルコールを発酵させて塩分を加えた調味料で、みりんの一種です。
コクや臭み消しなどのために、様々な商品に使用されていますね。
添加物は調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、タマリンド)などが使われています。
この調味料(アミノ酸等)にはアミノ酸とアミノ酸等の表記があり、どちらも合成化学調味料ですが、グルタミン酸ナトリウムを主成分としたものをアミノ酸といい、何種類も添加物製剤を使用してたものはアミノ酸等とだけの一括表示になっているため全く安全とは言えません。
増粘剤(加工デンプン、タマリンド)もとろみやコク、つや出しに使われる添加物です。
加工デンプンは小麦やじゃがいもなどの天然デンプンから作られますが、タマリンドはマメ科の巨大な常緑樹の種子から抽出される天然由来の多糖類です。
東南アジアなどでは昔から食べられていたもので比較的安全な添加物のひとつです。
セブンイレブンの総菜 マカロニサラダの添加物
ハムとにんじん等のシンプルなマカロニサラダです。
しかし内容を見てみると、加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、カゼインNa、リン酸塩(Na)、増粘多糖類、酸化防止剤(V.C)、香辛料抽出物、酸味料、発色剤(亜硝酸Na)、コチニール色素と大量に添加物が使われています。
この中のカゼインNa、リン酸塩(Na)、増粘多糖類、酸化防止剤(V.C)、香辛料抽出物、酸味料、発色剤(亜硝酸Na)、コチニール色素はすべて原材料のロースハムに使われている添加物と思われます。
リン酸塩(Na)は保水性を高め食感や風味を保ちますが、摂り過ぎると骨粗鬆症や抑うつ症などを引き起こす疑いがあります。
また酸化防止剤(V.C)、発色剤(亜硝酸Na)、コチニール色素は全て色を良く保ったり、綺麗に見せるために添加されていますが、特にコチニール色素はサボテンに寄生する虫から抽出しており、アナフラキシーなどのアレルギー症状が出ると言われています。
例え少量でも加工肉食品にはこのように添加物が大量に使用されているので、ハムやソーセージを毎日食べるのは控えるべきだと思います。
セブンイレブンの惣菜 タマゴサラダの添加物
こだわりのたまごサラダ、というだけあって、添加物の使用が比較的少ない商品です。
セブンイレブンの商品はそれぞれ各メーカーに委託製造していますが、こちらはイセデリカという玉子商品をメインに扱っている会社が手掛けていて丁寧に作っている印象です。
特に味付けに半固体状ドレッシングではなく、マヨネーズを使用している点は評価が高いですね。
添加物は酸味料、安定剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸)です。
酸味料は酸味だけでなく、酸化を防止したり日持ちを良くさせるために使用されます。
調味料(アミノ酸)はうまみの成分ですが等の表記がないので純度の高いアミノ酸だけ使用されているようです。
しかし安定剤(加工デンプン)が問題です。
粘性を高めて安定させるために使用しますが、天然のデンプンを化学薬品などで製造した合成添加物です。
また加工デンプンには何種類もありますが、法令で一括表示が認められているため、いったい何をどれだけ使われているのか全く分かりません。
せっかく品質にこだわって作っているのに、このように添加物を使用しているのは残念です。
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