ミスタードーナツの食品添加物問題って何ですか

2018年10月4日

ミスタードーナツはいろいろ不祥事を起こしてるのですが、10数年前に日本国内では使用してはいけない酸化防止剤が添加された肉まんを売ったことが大きな事件だと思います。

大きな事件になった理由は、使用してはいけない食品添加物が添加されていただけではなく、外部から指摘されたことに対して口止め料を払って事件を隠ぺいしたのです。

それだけではなく、使ってはいけない食品添加物が添加された肉まんの在庫を全て売り切ったのです。

過去の事件を振り返りたいと思います。

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コンプライアンスがなかった時代の話しかと疑う事件!

事件が発覚したのは2002年5月です。

2000年4月からミスタードーナツで販売されていた肉まんに、使ってはいけない酸化防止剤TBHQが含まれていました。

この酸化防止剤TBHQは日本国内では食品添加物として許可されていません。

中国で製造された肉まんに、使ってはいけない食品添加物が使われていたことが分からなかったということです。

そのことを指摘した業者に口止め料として6300万円を支払い、商品の回収をせずに販売を続け在庫を全て売り切ったのです。

このような悪質な行為は許されるものではありませんが、法の裁きはとても軽いものでした。

ダスキンと元専務ら2人に対し、食品衛生法違反罪で略式起訴、罰金20万円の略式命令です。

当時出ていたダスキンのHPのお詫び分の中に、酸化防止剤TBHQは、アメリカ、韓国、中国の他、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、シンガポールなど、十数か国の地域で主にパーム油の酸化防止剤として使われている。と記されていました。

全く反省をしていなかったということですが、その後の株主代表訴訟やフランチャイジーに対する営業補償などで105億円以上を支払っています。

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なぜかミスタードーナツはよく事件を起こす!

過去に数々の事故が起こっています。

2004年1月ポテートクリームスープに虫が混入する事故がありました。

客から5件の苦情がり、販売を中止したのですが、混入していた虫は野菜につくアザミウマの一種でした。

材料のアスパラガスについていたと思われます。

2004年6月中華がゆに蛾が混入する事故がありました。

3店舗で強風粥に蛾の幼虫が混入したことが判明したので販売を中止しました。

混入していた虫は直径1cm前後のがの幼虫でした。

材用のベトナム産のホウレンソウについていたようです。

2007年1月新商品として販売された「もちもちクルミ」に小石のようなものが混入していると客から指摘を受け、

全国発売をした翌週には販売を中止する騒ぎになりました。

製造段階でクルミに入っていた小石を取り除くことが出来なかったようです。

ミスタードーナツ豊中駅前ショップで漂白剤入りの水を客に提供!

2013年3月22日ミスタードーナツ豊中駅前ショップで水を飲んだ客が体調不良を訴え、病院に搬送される事件が起きました。

22日に水を飲んだ後に気分が悪くなるなど体調不良を訴えた人が12人おり、病院に搬送mたは病院で受診しました。

いずれも軽症で済んだのですが、水の中から高濃度の塩素が検出されました。

原因は前日の閉店後にアルバイト従業員がポットの洗浄のために、ポットに漂白剤を入れて帰宅したのです。

翌日の勤務についた従業員が中身を飲料水と思い、客に提供したのです。

なぜか、ミスタードーナツでは、このような事件や事故が頻繁に起こります。

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