発酵調味料は食品添加物ですか

2018年10月4日

食品表示に書かれている原材料名に発酵調味料、発酵調味液があります。

味噌、醬油、みりんが発酵調味料の代表的な物になります。

発酵調味料、発酵調味液と書かれていると、食品添加物のように思えますが分類的には食品です。

醤油、みりんと書けばいいのに、発酵調味料、発酵調味液と表記するには理由があります。

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本みりん、みりん風調味料、発酵調味液は違うもの⁉

昔はみりんは酒扱いで酒税が掛かっていました。

そのためみりんは高価だったので、酒税が掛からず安く提供できるみりんとして開発されたのが、みりん風調味料、発酵調味料です。

みりん風調味料、発酵調味料の原材料はの多くは、米、トウモロコシが一般的です。

酒税が掛からないようにするためには、人が飲めないようにしなければいけないので、酢や酢酸、塩を一定量入れています。

みりんに塩や酢を添加したものを、みりん風調味料、発酵調味料ということになります。

みりん、みりん風調味料、発酵調味料の基本的な作り方は同じで、何も添加していないものをみりん、添加したものをみりん風調味料、発酵調味料ということになります。

酒税が掛からなくなったため、安く販売できるので需要も伸び、みりん風調味料が一般的になりました。

みりんと同じように、甘味や旨みをだし、臭みを抑えるちからがありますので、高価なみりんを使う必要がなくなります。

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みりんとみりん風調味料、発酵調味料と見分けるため、みりんは本みりんと明記していることが多いです。

加工食品に添加される場合に、よく表示されているのが発酵調味料、発酵調味液です。

発酵調味料は食品添加物ではありません。

発酵調味料には、味噌、醤油のように大豆を発酵させて作られるものと、みりんのように米を発酵させて作られるものがあります。

発酵食品、発酵調味料は、食事に多く取り入れることが良いと、多くの学者が言っています。

みりんは米の原材料が高いため、トウモロコシなどを使うようにもなってきました。

大豆も国産は高いので、輸入品が多く使われています。

加工されたものが食品添加物かどうかを確かめるのもいいですが、輸入品には遺伝子組み換えや残留農薬の方が心配です。

発酵調味料が食品添加物なのか、食品添加物でないのかを気になれるのは、危険なものでないか心配するからです。

食品添加物に指定されているものは、一定量を超えなければ危険ではないと判断された物です。

裏を返せば一定量を超えると危険なものが食品添加物に指定された物です。

一般的に食品とされるもには危険なものないと思いますが、自然にある食物でも毒性のあるものがありますので、それは厳しく規制されています。

 

 

 

 

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