食品添加物が危険というが、そんなに危険なものなのか

2018年5月25日

「食品添加物は安全です!」少なくとも国(厚生労働省)はそう言っています。

では、なぜ食品添加物は危険だと思っている人が多いのでしょうか?調べてみました。

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「食品添加物 = 化学合成物 → 危険」という図式になる意見が多いです。

食品添加物の内訳は、指定添加物(合成添加物)446品目(平成27年2月20日現在)、既存添加物(天然添加物)365品目(平成26年1月30日現在)、天然香料に使われる動植物の種類は580種類です。

調べてみると数値的には、明らかに天然の食品添加物の方が多くなります。

では先ほどの図式は間違っているのでしょうか?品目数については、天然の方が多いいのですが、総じて食品添加物=化学合成物と思っている人が多いようです。

また、書籍やテレビなどで、食品添加物が発がん性があると訴える学者さんも多いため、食品添加物は身体によくない、危険であると思う方が多いと思います。

化学合成物質は身体によくない、賛否両論の情報かもしれませんが、化学合成物質による健康被害の可能性がいくつも報告されています。

 過去に使われていた食品添加物が使えなくなる

食品添加物が体に良くない、危険だと思っているのは、過去に許可されていた食品添加物が使用禁止になることや、企業による自主基準を設けて使用禁止をしていることもあると思います。

1969年にまろやかな甘みを出す人口甘味料「チクロ」が発がん性があるということで使用禁止になりました。

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その逆に人口甘味料「サッカリン」は発がん性があるということで、使用禁止されていましたが、最近許可されチューインガムには使用されています。

1960年代にアメリカで中華料理症候群という事件が起こりました。

中華料理を食べた人が頭痛や顔面紅潮、発汗、しびれなどを起こし、その原因が中華料理によく使われるグルタミン酸ナトリウムが原因だということになったのです。(原因はグルタミン酸ナトリウムではありませんでした)

この情報が日本にもやってきて、食卓から味の素(グルタミン酸ナトリウム)が消えました。

味の素(グルタミン酸ナトリウム)は食品添加物そのものです、「食品添加物を摂取すると病気になる」の最たる話だと思います。

生活協同組合コープの各事業組合では、食品添加物の自主規制を行っています。

なぜコープでは食品添加物の自主規制を行っているのでしょうか?それは組合員の生活向上を図るのか使命でもありますので、安全な食品を届けるのが使命だからです。

食品添加物は国が安全だと許可してるのに、生活協同組合が自主規制するのは「疑わしくは罰せず」の逆だと思います。

疑わしいが検査では悪い結果が出なかった、だから許可しようではなく、疑わしいのであれば、安全が証明されるまで使うのを辞めようという理論です。

私もこの意見に賛成ですので、若干でも問題がありそうであれば、安全が確認されるまでは使用禁止にしてほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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