健康にいいと言われているココアですが添加物は入っていませんか
ココアが健康にいいとよく言われますが、添加物は大丈夫でしょうか?
健康にいいからと毎日ココアを飲む習慣の人も多いと思いますが、毎日飲むならいいとこだけにフォーカスせずに悪いところがないかも、しっかり検証しましょう。
スーパーで売られているココアの添加物を調べたのでお知らせします。
森永のミルクココアには「ココア健康習慣」というタイトルが表示されていますが添加物はどうでしょうか
森永のミルクココアには、「ココア健康習慣」という表示があります。
森永のミルクココアには、カカオ豆の恵み「植物繊維ポリフェノール」という表示もあります。
健康で身体にいい飲み物ですよ、と言いたいのでしょう。
しかし、裏面の記載事項を読んでも、何が健康にいいのかは記載されていません。
カカオ豆に含まれる食物繊維ポリフェノールが健康にいいということで、ココアが健康食品として、取り上げられていますので、それに乗っかている感じです。
添加物は、香料、乳化剤、㏗調整剤が表示されています。
香料は、カカオの香りを出すために化学的に作られたもので、使用されている化合物は何百種類あり、何が使われているのかが分からず不安になります。
乳化剤は、単純にいうと水と油が分離するのを、分離しないようにするのが役目です。
自然の乳化剤は、マヨネーズを作るときに酢と油が分離しないように使われる玉子の黄身です。
乳化剤として使用される8種利ありますが、ほとんどが化学的に作られたもので、一括表示のため何が入っているのかはわかりません。
そもそもココアになぜ乳化剤が必要なのでしょうか?
このココアの原材料を見ると、砂糖、ココアパウダー、ぶどう糖、脱脂粉乳、乳糖、全粉乳、麦芽糖、クリーミーパウダー、カカオマス、食塩、とあります。
原材料名の表示にはルールがありますので、一番多いのが最初なので砂糖が一番多いことになります。
次にココパウダーになりますが、砂糖よりもココアパウダーの方が少ないということになります。
脱脂粉乳、乳糖、全粉乳、クリーミーパウダー、と乳製品がたくさん使われているので、ココアと分離しないように乳化剤が使われているのだと思います。
乳化剤には、でん粉が多い食品の品質改良が目的で使われることもあります。
どちらにしても、乳化剤だけの表示では、わけのわからない化学物質が入っているとしてか言いようがないです。
㏗調整剤は、酸性の度合いを保つために使われますが、若干の酸味を出すために使われていると思われます。
㏗調整剤も一括表示許されている化合物が34種類あります。
㏗調整剤の表示も一括表示なので何が使われているのか分かりません。
森永のミルクココアは、ココアで健康習慣と表示されていますが、何が入っているかわからない添加物が入っている飲み物を毎日の習慣にしていいのでしょうか。
ネスレココアの添加物はどうか?
ネスレココアの添加物は、乳化剤と香料です。
森永のミルクココアにも入っていた添加物、乳化剤と香料です。
先にも述べましたが、乳化剤も香料も一括表示なので、どんな化合物が入っているのか分かりません。
ここで名称が気になりました。
名称が「調整ココア」です。
森永のミルクココアの名称も「調整ココア」です。
カカオ以外の原材料を使って作ったココアのことを「調整ココア」と言います。
ココアパウダー100%で作られたココアを「純ココア」と言います。
調整ココアと表示されていたら間違いなく添加物が入っていると言えます。
なぜなら、他の材料はココアパウダーではないので、添加物でココアパウダーのように作らなければいけないからです。
マルトデキストリンは、食品添加物に指定されていない甘味料と考えるか、でん粉として原材料として考えるかです。
マルトデキストリンは、でん粉を加水分解して作られた多糖です。
マルトデキストリンは炭水化物サプリメントとして、マルトデキストリンパウダーとしても売られています。
添加物というよりは、甘みのある原材料として使っていると思われます。
バンホーテンのピュアココアは添加物無しです
バンホーテンのピュアココアは、ココアパウダー100%です。
名称表示も「純ココア」になっています。
健康を考えて毎日飲むなら、バンホーテンのピュアココアのような「純ココア」を選んでください。
添加物なしなので特に書くことはありませんが、若干他のメーカーに商品に比べて割高です。
容量だけで考えると価格は2倍になります。
しかし健康を考えて飲むのでしたら、価格は2倍でも「純ココア」を選んでください。
何が入っているか分からない添加物が入っている飲み物を、毎日飲んで健康になろう、というのはちょっと間違いっているような気がします。
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