おろししょうが、ねりからし、おろしわさび、添加物は入ってないと思ったのですが

2018年3月26日

おろししょうが、ねりからし、おろしわさびは、日本の伝統的な調味料、香辛料といえるでしょう。

昔は、ねりわさび、ねりからしというと、乾燥させて粉末を水で溶いて使ってました。

最近は、おろししょうがや、ねりからしも、おろしわさびも、チューブ入りで生で使えるようになりました。

とても便利になったのですが、香りも味もよく日持ちもするので、もしや添加物がたっぷり入っているのではと思い調べました。

イオンで買ってきたので一つ一つ説明します。

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イオントップバリュおろししょうがの添加物

原材料名の表示は、多く使っている順番に表示するルールがあります。

一般的には、多く使っている原材料/添加物の順になります。

しかし、イオンで買ってきたトップバリュ(イオンのオリジナルブランド)のおろししょうがの原材料名は、どこから添加物なのか分かりにくいです。

しかし、おろししょうがに、こんなに添加物が使われているとは思いませんでした。

原材料名から添加物を抜粋していきます。

ソルビット、加工でん粉、酒精、酸味料、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンC)、香料、調味料(アミノ酸等)

デキストリン、環状オリゴ糖、ソルビットは人口甘味料です。

酒精は、別名エタノール、発酵アルコールとも言います。

酒精は発酵を抑えるために使われる添加物です。

生のおろししょうがにも多少の甘みはあると思いますが、添加物で酸味や甘みを付けて本来のおろししょうがとは違う美味しさを出してるのだと思います。

原材料の小麦、コーンスターチ、大豆植物繊維に添加物の加工でん粉、増粘多糖類を加えて人口のおろししょうがを作っています。

原材料にしょうがが使われていることには間違いなないですが、生のしょうがをすりおろしたものとは、まったく違う物ではないかと思います。

 

イオントップバリュねりからしの添加物

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ねりからしの原材料に含まれる添加物は、ソルビット、酸味料、香料、増粘多糖類です。

からしだけでは、チューブに入れる粘りのあるねりからしが作れないので、でん粉、大豆植物繊維に増粘多糖類を加えて粘りのある製品を作っています。

ソルビットで甘みを付け、酸味料で酸味を付け、香料で香りをつけています。

ねりからしをチューブに入れて、いつでも適量を出せるようにしようと思うと本来の製品とは違う物になるのでしょう。

イオントップバリュおろしわさびの添加物

おろしわさびは、原材料のわさびが高価なものなので、名称も加工わさびになっています。

このおろしわさびは、わさびではなく加工されたわさびということですが、どちらかというと人工的に作られたわさびだと思います。

原材料に西洋わさびがありますが、本わさびが高価なので西洋わさびのわさびとしての鼻につく辛さを流用してるだと思います。

香料でしっかりと本わさびの香りを付けるので、西洋わさびが本わさびに変わるんです。

原材料はからしとわさびが変わるぐらいで、添加物はセルロースが加わりました。

セルロースは粘りを付けるためにために使われていると思われますが、増粘多糖類が作る粘りとは違う物を作りたかったのだと思います。

それによって、ねりからしとは少し違う、おろしわさびを演出しているのだと思います。

 

まとめ

便利なチューブ入れの香辛料は、添加物で人工的に作られたものが多いということが分かりました。

わさびをすりおろした状態も、しょうがをすりおろした状態も、そのまま自然に維持することは出来ないので、添加物が活躍するわけですが、原材料の色を保ったり、形を保たり、鮮度を保つために使われているのではなく、ほとんど人工的に作り上げるために添加物が使われているようです。

今回は、イオンの製品を検証しましたので、随時他のメーカーの香辛料(チューブ入り)の検証をしていきます。

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