セブンイレブンのコラボ商品 「中華蕎麦とみ田の豚ラーメン」などのチルド商品は添加物多め

2019年4月8日

日本のみならず世界的にもラーメンブームですね。

そんな中、有名ラーメン店とコンビニのコラボ商品が続々発売されています。

店舗に行かなくても手軽に本格的なラーメンが食べられると人気ですが、果たして本場の味をどのように再現しているのでしょうか。

スポンサー

中華蕎麦とみ田の豚ラーメン

いま話題の「中華蕎麦とみ田の豚ラーメン」とセブンイレブンのコラボ商品です。

本物と変わらない美味しさと巷で評判です。

味は家系のしっかりとした濃厚なスープに、もっちりとした太麺が絡んで、野菜もしゃきしゃきと新鮮で美味しかったです。

最近は、このようにコンビニなどで、コラボ商品がよく発売されていますね。

レンジで温めるだけで食べられるチルドラーメンや、インスタントラーメンなどがあります。

チルドラーメンは、カップラーメンのようにお湯を用意する必要もなく、汁を麺にかけたりする手間もないので手軽に食べることが出来ます。

通常、汁に浸けたままの麺は、汁を吸ってのびてしまいますが、こういった温めてすぐに食べられるチルドのラーメンは、ゼリー状のスープの中に麺が入っているので、麺がスープを吸い込まないため、伸びない工夫がされています。

温めるとゼリー状だったスープは液体に戻ってゼリー状だったと思えないほどです。

手間暇かけた店舗と同じ味を再現させて、尚且つ日持ちさせるには、やはり添加物が使用されているのでしょうか。

では原材料を見ていきましょう。

セブンイレブン 中華蕎麦とみ田の豚ラーメンの添加物

食品添加物に当たる成分は、

加工でん粉増粘剤(加工でん粉)調味料(アミノ酸等)かんすい酒精酸味料酢酸Na、グリシン酸化防止剤(V.E)pH調整剤香辛料抽出物です。

調味料(アミノ酸等)やPH調整剤などは代表的な食品添加物で様々な加工品に使用されています。

調味料(アミノ酸等)は、昆布の旨味成分であるグルタミン酸ナトリウムを主とし、何種類かのうま味成分を合わせてうま味を増強させています。

またかんすいも、よく用いられる添加物で、独特の黄色の発色や弾力を生む為、麺など小麦粉麺には欠かせません。

かんすい自体は、様々な合成化合物が使用されますが、麺を茹でると除去されるため安全性は高めといえます。

加工でん粉も使用目的で違う

加工でん粉と増粘剤(加工でん粉)と分けて表示されているので、使用目的によって違う種類の加工でん粉が少なくとも2種類は使われていることがわかります。

加工でん粉とは、天然のデンプンが持つ性質を化学的、物理的、酵素的に加工処理して、食品加工に使いやすい用に変性させたものです。

簡単に言えば、デンプンに化学薬品を加えたり、工業的な加工を加えているのですから、デンプンそのもののように安心して食べられる成分ではないと思われます。

化学合成によって分子構造を変化させたデンプンを長期的に食べていて、人体にどういった影響があるのかわからないのが現状です。

なるべく口にするのを避けたい成分といえますね。

スポンサー

増粘剤として使われることが多い加工でん粉はアセチル化酸化デンプン、アセチル化アジピン酸架橋デンプンなどです。

これらの成分は低温で糊状になり、熱を加えると、水分を抱き込むので、液が膨れるのを防ぎます。

冷蔵状態ではゼリー状になっているスープの形状を保ち、温めると溶けますが、でん粉で作った「あん」のように膨らみはしません。

そのためチルド状態ではゼリー状のスープが温めると汁状に戻るという、この製品にはふさわしいのでしょう。

でも、こういった性質をもつ「アセチル化酸化デンプン」は、デンプンに次亜塩素酸ナトリウムを合わせて反応させることで製造します。

この次亜塩素酸ナトリウムは漂白剤の成分であり消毒や殺菌に効果ありますが、濃い濃度で人体に取り込んでしまうと、粘膜組織を荒らし、吐き気や嘔吐を引き起こす成分でもあります。

製造の段階でこういった危険な成分を使用している原料と思うと食べることに不安を覚えます。

また増粘剤の目的以外でも加工でん粉が使われているのですが、加工でん粉の使用目的として他に考えられるのは、安定剤や糊料としての用途があります。

加工でん粉の方がコスト面で安いので、天然のでん粉を買うよりも安く済ませるために使用しているのかもしれませんね。

人体に影響を及ぼす可能性あり

気になった成分はというと、「酒精」が使われています。

これは簡単に言うとアルコールです。

酒精を食品に添加することでアルコール殺菌をした状態になるので、二酸化炭素(炭酸ガス)の発生を抑える効果があります。

麺から二酸化炭素が発生することを防ぐために加えられているのだと思いますが、アルコールであることに変わりはないです。

食品添加物として使用されている量は微量ですので酔っぱらってしまうことは無いですが、調理で加熱することにより揮発して空間に漂うことがあります。

これを吸い込むことでアトピーやぜん息の持病をもつ人は発症してしまうことがありますので、気を付けましょう。

他に、成分名がはっきりと書かれている食品添加物はグリシンが入っています。

グリシンはゼラチンからみつかったアミノ酸で、主に着色剤や香りづけのために添加されます。

チャーシューやラーメンスープなどに使われることが多いです。

この成分は、人体への安全性も高いとされ、いろいろな食品に使用されており、摂取上限量も特に定められてはいません。

でも、実際には動物実験で毎日大量投与をした場合に中毒症状を起こしたり、腫瘍の発生などがあったというデータもあります。

長期的に摂取した場合人体に影響がないとは言い切れないので、あまり食べない方が良いでしょう。

チルド商品は日持ちを良くする添加物が多め

PH調整剤や、酸味料、酢酸Naなどは、一括表示という表示方法での記載になっているので、具体的な使用物質名は書かれていません。

なかには、人体に影響を及ぼす可能性のある物質が含まれる可能性もあるため、不安はぬぐえません。

PH調整剤は、酸性またはアルカリ性の度合を調整するために用いられる添加物で、適したpHを保つことで変色、腐敗を防ぎます。

また、酸化防止剤(V.E)は、野菜やナッツなどに含まれるビタミンEにて、変色などの酸化を防ぎます。

酸味料、酢酸Naは、酸味を加え味を整えるためと、日持ちを良くするために使用されることもあります。

これらの添加物は、全体に日持ちを良くし、酸化などを防ぐ保存料のような役割をしています。

やはり、チルド商品は生ものに近いため、添加物を多く使用しなければいけないのかもしれませんね。

全体に添加物の多い食品です。習慣的に食べることはやめた方が良いと思います。

スポンサー