添加物だらけの食品ではコンビニ弁当が悪評だがインスタントラーメンは

2018年5月20日

添加物だらけの食品としてよく挙げられるのがコンビニ弁当ですが、果たしてそうでしょうか?

インスタント食品の方が添加物だらけの食品だと思うので、その代表のインスタントラーメンを検証したいと思います。

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コンビニ弁当の添加物の量はおかずの種類に比例する

コンビニ弁当の添加物については、以前の記事にもありますが10種類以上の添加物が添加されていることが多いです。

コンビニ弁当の中でも添加物が一番多いのが、幕の内弁当です。

弁当の中でも幕の内弁当が一番おかずの種類が多いです。

一つ一つのおかずの味付けに添加物が使われています。

そのため、添加物の種類も増えます。

コンビニ弁当の添加物の種類が多くなるのは、おかずの種類が多いからです。

インスタントラーメンは添加物が多いと美味しくなる

インスタントラーメンの元祖は日清のチキンラーメンです。

チキンのスープをラーメンの麺にしみ込ませて乾燥させたのがチキンラーメンです。

昔は非常食にも使わられ、お湯で戻さずともそのままでも食べれました。

ベトナム戦争の時のベトコンがゲリラ戦に重宝した食品がチキンラーメンです。

チキンラーメンをかじりながら戦ったそうです。

チキンラーメンに使われている原材料は、油揚げめん(小麦粉、植物油脂、醤油、食塩、チキンエキス、糖類、たん白加水分解物、香辛料、デキストリン、香味調味料、オニオンパウダー)、加工でん粉調味料(アミノ酸等)炭酸Caかんすい酸化防止剤(ビタミンE)ビタミンB2ビタミンB1 になります。

この中で食品添加物に指定されているのが、オレンジ色で表示した7種類です。

ここで食品添加物ですか?と思われるのが、ビタミンB2、ビタミンB1です。

ビタミンEが酸化防止剤に使われているように、ビタミンBは着色剤として使わられ、ビタミンB1は保存料として使われています。

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そして、食品添加物に指定されていない添加物が、デキストリンとたん白加水分解物です。

デキストリンは、人口甘味料です。

タンパク加水分解物は人口調味料で、タンパク質を加水分解したものだから、なんとなく安心できそうですが、微生物で作った酵素で分解したり、濃い塩酸を使って分解したりしてますので安心とはいいがたいです。

日清のチキンラーメンも販売当初は、こんなにたくさんの添加物は使われていなかったと思います。

味を追求していくと、どんどん添加物が増えて行くようです。

同じ日清食品のラーメン、ラ王と添加物の種類を比べてみましたが、増粘多糖類カルメラ色素乳化剤カロチノイド色素香料、と5種類増えましたので、合計12種類の食品店添加物が使われています。

同じメーカー日清食品のどん兵衛(きつねうどん)の添加物を調べてみました

原材料名の中から食品添加物に指定されているものを抜粋しました。

加工でん粉調味料(アミノ酸等)増粘剤(アラビアガム)炭酸Caリン酸塩(Na)カラメル色素香料pH調整剤酸味料酸化防止剤(ビタミンE)乳化剤パプリカ色素クチナシ色素ビタミンB2ビタミンB1ベニコウジ色素、合計16種類となりました。

日清食品ラ王より4種類多く添加物が使われていましたが、使われている具材によって添加物の種類が変わってきますので、何か1つ具材を増やせば添加物も増えてくることになります。

添加物だらけの食品とは、味付けされた加工食品の全てが対象になるのかもしれません。

加工食品を作っているメーカーがどれだけ添加物を使うかはメーカーの考え方で使っていますので、添加物だらけの食品を食べたくなければ、表示されている原材料名をよく見て、使われている添加物が何かを判断して購入するしか方法はありません。

 

 

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