添加物としての次亜塩素酸ナトリウムはどれほど危険なのか

2018年3月21日

家庭では、まな板や調理器具の消毒、殺菌や漂白によく使われている漂白剤キッチンハイターが次亜塩素酸ナトリウムです。

食品工場や老人施設、病院などの殺菌消毒にも広く使用されています。

この次亜塩素酸ナトリウムが食品添加物として使われているのです。

次亜塩素酸ナトリウム5%水溶液を15~30mlを子供に飲ませると死亡するというレポートもあります。

なぜそんな危険なものが食品添加物として使われているのでしょうか?

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次亜塩素酸ナトリウムとは何なのか

次亜塩素酸ナトリウムの販売会社によると、次亜塩素酸ナトリウムの用途は下記のようなものになります。

食品の製造加工における装置、器具の除菌、プールの除菌、下水処理後の排水の除菌、染み抜き、漂白剤、そして一番気になるのが、飲料水、果実、野菜の除菌です。

身近なもので言うとブリーチ、ハイター等の殺菌、漂白剤で、これは使っている人が多くいると思いますが、口の中に入れるものではないと思ってると思います。

そして身近ですとプールの殺菌ですね、プールの臭いですが独特の臭いで誰しもがプールの臭いと言えばピンとくると思います。

この臭いの素が次亜塩素酸ナトリウムです。

そして水道水の殺菌にも使われているのです。

よく塩素と言われるのが、この次亜塩素酸ナトリウムのことです。

プールの殺菌や水道水の殺菌に使われているのななら危険ではないと思います。

水道水の殺菌に使われている次亜塩素酸ナトリウムが添加物として食品に添加されても危険ではないと思うのですが、なぜ問題定義されるのでしょうか?

最初に述べたキッチン用の漂白剤は、汚れたまな板やふきんを真っ白にします。またふきんを濃い液に漬け込むとボロボロになります。

こんな強烈な力を持ったものが食品に添加されていたら身体に良いわけがないと誰しも思うと思います。

次亜塩素酸ナトリウムは用途によって希釈の濃度が違いますが、その濃度によってに危険であり、危険でないということになります。

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次亜塩素酸ナトリウムは危険なの?危険ではないの?

次亜塩素酸ナトリウムは用途に合わせた基準を守っていれば危険ではないと言えます。

しかし水道水に使われている微量の次亜塩素酸ナトリウムは、観賞魚には影響を与えるので、直射日光に当てて次亜塩素酸ナトリウムを除去してから使うようにと言われています。

実際に水道水を入れた水槽に金魚を入れると、金魚は弱ってしまい最悪は死んでしまいます。

微量であれば危険ではないが、量を多く摂取すると死に至ることもある薬品と言えます。

次亜塩素酸ナトリウムは危険か危険でないかとい議論は不毛な議論になりますが、身体にいいものとは言いがたいですね。

次亜塩素酸ナトリウムが添加物に使われると何が問題か?

次亜塩素酸ナトリウムが人体に影響を及ぼすのは濃度の問題です。

水道水はお役所が厳しく管理していると思いますが、一般的な使用者は厳しく管理されていないと思われます。

プールや温浴施設でも次亜塩素酸ナトリウムを入れいるのは特別な免許を持っている人が入れているのではありません。

決められた容量を現場の担当者(パートの場合もあり)が入れているのです。

担当者が急遽休んだりして、あまりよくわかっていない者が次亜塩素酸ナトリウム入れるかもしれません。

食品工場においても直接食べる商品に添加するのではなく、漂白、殺菌として使われるので意識は低いと思われます。

濃度の濃い次亜塩素酸ナトリウムでカット野菜やサラダ野菜を洗浄した場合、残留している可能性が高いです。

また次亜塩素酸ナトリウムは、直接食品に添加するものではないので、添加物としての表示はありません。

使用料を間違えると身体に影響を及ぼす可能性があるものを、安易に使われているところに問題があると思います。

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