日清のデカうま油そばカップ麺の添加物
様々なインスタントラーメンがありますがカップ麺が進化しています。
ご飯いりのものや、甘い麺など多様化されていますね。
その中で、焼きそばのように作る、汁なし麺も人気のようです。
日清「デカうま油そば」の成分
最近、ラーメン屋さんなどでも汁無しのラーメンですとか、油そばが流行っていますね。
インスタント食品でも、その味を手軽に楽しめるようになりました。
カップ焼きそばと同じ作り方で、めんを熱湯で戻して、お湯を捨てて、たれをからめる作り方です。
カップ焼きそばは、名前が焼きそばなのですが、麺にソースを絡めただけなので焼きそばとは、また別の物になっていますが、油そばは、本物もゆでた麺にたれを絡めて完成なので、もしかしたら、お店の味に近いのでは?と思ったのですが、インスタント麺なので、お店で食べる油そばとは似ているようで異なる物でした。
もっと麺にコシがあれば違う印象になりそうです。
そんなカップの油そばには、どんな食品添加物が入っているのかを見ていきましょう。
添加物は、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸Ca、かんすい、酒精、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘剤(キサンタンガム)、香料、香辛料抽出物、ビタミンB2、炭酸Mg、ビタミンB1、と大量に使用されていました。
加工でん粉は人工的に作られた合成添加物
気になる成分としては、まず、加工でん粉です。
加工でん粉は、片栗粉などのような天然に存在するでん粉そのものではなく、でん粉に「物理的、酵素的または化学的処理を行ったもの」の総称です。
加工でん粉は食品製造に役に立つように、天然にはない性質を付加したでん粉ですので、加工食品製造の分野ではよく利用されています。
でも、反面、人工的に作り出した成分ゆえに長期的な摂取によって人体にどのような影響を与えるのか、わからないという面もあります。
特に、小さなお子さんの未発達な身体にはどのような影響があるのかわからないので、乳幼児に食べさせる食品選びの際には、加工でん粉を使用していない食品を選んだ方がよいと思います。
つぎに、調味料(アミノ酸等)です。
これは、いわゆるうま味調味料(味の素のような調味料)を、アミノ酸だけでなく核酸、有機酸など2種類以上使用していることをあらわしています。
出汁などのうま味成分は何種類か合わせる事でお互いに引き立てて旨みが増しますので、添加物でも何種類かを合わせて使っているのでしょう。
しかし、こういったうま味調味料は塩味を感じにくくさせてしまう効果があります。
ですので、実際に食べている時に感じる塩味がそれほどでなくても塩分を取りすぎる心配があります。
塩分制限をしている方は、調味料(アミノ酸等)と表記されている食品を食べるときは、食べすぎないように気をつけたほうが良いでしょう。
次は、カラメル色素、着色料です。
これは、濃い茶褐色の色を出すために使われる添加物で、主にタレに含まれていると思います。
麺とからめたときに色がついている方が、見た目も美味しそうに見えるため入っていると思いますが、カラメル色素は、使用が許可されている4種類の中に、発がん性が認められている「イミダゾール化合物」が含まれている種類もあります。
しかし一括表示が認められているため、それが使用されているのかどうなのかわからないので、発がん性のある添加物を避けている消費者にとっては、「カラメル色素」という表示のある食品は避けた方が良い食品と言えます。
日清のデカうま油そば 添加物の宝庫
次に表記されている炭酸カルシウムは、チョークなどの成分なのですが、実際は貝殻などの天然の原料から作られる成分です。
この製品の場合は、麺に柔らかさを与え、食感を良くする目的で加えられていると思われるのですが、製品によっては、骨を強くするカルシウムの成分の強化に加えられている成分ですので、添加物の中でも安全な成分と言えるでしょう。
次に配合量の多い添加物として表記があるのが「かんすい」です。
かんすいは、小麦で麺を作った際に中華麺らしいコシや黄色い発色を出させるために加えられるアルカリ成分の総称で、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸二ナトリウムなどを混合したものです。
戦後の日本では、一時期、石けん製造に使われていた苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)をかんすいとして使用する食品製造会社などがあり、健康被害が出たことなどがありました。
そのため「かんすいは体に悪い」という誤解が広がりましたが、今現在使用されているアルカリ成分は食品添加物として許可された成分なのでそれほど体に悪い成分ではありません。
また、炭酸Mg(炭酸マグネシウム)はよくカップ麺などに使用される添加物です。
これは、マグネシウムの強化や粉などが固まらないように固化防止剤として使われています。
ここでは、タレに含まれる塩などの粉末が固まらないように固化防止剤としての役割だと思います。
歯磨き粉や医薬品などにも使用されていたり、ベーキングパウダーなどに含まれることもあり、添加物として人体への影響は報告されていません。
しかし、炭酸マグネシウムについては大量に摂取すると、下痢などお引き起こしたり、心臓や腎臓が悪い方は良くないと言われているので注意が必要です。
他にも8種類もの食品添加物が添加されていて、やはりカップ麺は、食品添加物が多く使われている商品という印象を受けます。
日清のデカうま油そば まとめ
カップめんで一番怖いのは、なんと言っても油揚げめんということです。
麺を油で揚げているため高カロリー食品ととなっているのに、手軽におやつ感覚で食べてしまうことによるカロリーオーバーになってしまします。
また、調味料成分がたっぷりと入った濃い味付けを、そう感じないで食べてしまうことでの塩分過多になってしまうことでも、カップ麺が体に悪いと言われる由縁なのでしょう。
美味しくて手軽に食べられる便利な食品ですが、健康のことを考えると、一日に何杯も食べたり、ひんぱんに食べる事は避けたほうが良い食品です。
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